改めて調べてみると、有料マガジン配信スタンドの閑古鳥の泣きっぷりとかハンパなくてですね。
一覧に載せたのは、まだ活動しているユーザーの形跡が見えたものです。
有料マガジンの手数料 一覧
上から下へ、手数料が高くなっていきます。まさかのDMMオンラインサロンが最安値でした。
DMMオンラインサロン

有料メルマガじゃねーよ!と思ったかもしれませんが、会員向けにメルマガ発行できる機能があるので採用しました。そして、なんせ手数料が安い。
手数料は名目上、非公開なのですが、吸収するSynapse(シナプス)と同程度です。
サロン開設そのものに審査ありですが、すでにサロン開設しているひとに紹介を頼むのが一番手っ取り早いです。あとひとつ、開設基準があることを知っているのですが、まぁ、オフレコにしておきます。
メルマガ読者さんと密に交流したい!のであれば、利用を検討してみてください。
オンラインサロンそのものに関しては、後日、「自分で会員制サイトを持つには」の記事を作成する予定です。
Publishers(パブリッシャーズ)
紹介しようかどうしようか、迷いに迷ったダークホースです。かろうじて、サイトが稼働していることがわかったのと、note.muよりもお安い手数料ということで、ご紹介します。
システム手数料は、購読料の20%+30円。NPO団体の場合は、12.5%+30円。
・課金対象外読者の設定ができる
・月額1000円(税抜)のProプランに入ると広告費表示になる
この2点が、他のサービスに比べて画期的だなぁと思います。特に、課金対象外読者の設定ができるって、いいですよね。
長年、ご愛顧いただいている方には、無料購読していただいてもいいわけですし。
しっかり手数料取るのに、広告掲載するんだ(笑)とか、ツッコみどころ満載です。
マガジンの月額料金は100円~10000円で設定できます。
売上入金振込手数料は実費が必要そうです。
※楽天銀行であれば51円
Q&Aみれば、知りたいことは割と書いてあったので、良心的だなぁと思って、ご紹介してみました。
●収益シミュレーション
たとえば、当月500円x20名の購読とした場合、
130円x20名=2600円(手数料)
売上1万円から、2600円を引かれて、7400円。
売上入金振込手数料51円として、実際の着金は7349円ですね。
広告費表示のために1080円さらにかかったり、あと【最大2か月購読無料】になってしまうことを考えると、ちょっと、キツイかなぁと思います。
note.mu
https://note.mu/
オンラインサロンの隆盛とともに、グワッ!と見直しされた感のある記事の有料販売サイト。
記事単体、マガジン単体の販売は誰でもできるのですが、継続課金のメルマガの場合は審査があります。
また、継続課金のメルマガを出せるのは、プレミアム会員のみ。
課金ポイントが一番複雑でわかりづらいわけですが・・・
プラットフォーム利用料:有料マガジン購読料から決済手数料を控除した金額に10%を乗じた金額
これに、クレジットカード決済では売上金額の5%、携帯キャリア決済では売上金額の15%の決済手数料がかかります。
たとえば、当月500円x20名の購読(すべてクレカ支払い)とした場合、
25円x20名=500円(決済手数料)
(10000円-500円)×10%=950円(プラットフォーム利用料)
売上1万円から、(500円+950円)を引かれて、8550円。
売上入金振込手数料260円なので、実際の着金は8290円になるってことですね。
あら、さっきのPublishersよりも・・・と思ったら、落とし穴?がありまして。
このシミュレーションは、「記事・マガジン単体販売」のもの。月額継続課金のマガジンは、手数料が違うのです。
note.muプレミアム会員
月額500円(税込)のプレミアム会員になると、継続課金マガジンの作成、共同運営マガジンの作成、記事の予約投稿、コメントON/OFF選択、記事の数量限定などができるようになります。
Amazonウィジェットをマイページに貼れるとのことですが、こんな感じになりましたw
先ほどの収益シミュレーションを、継続課金マガジンのケースで計算してみます。
500円x20名の継続マガジン購読(すべてクレカ)とした場合、
25円x20名=500円(決済手数料)
(10000円-500円)×20%=1900円(プラットフォーム利用料)
売上1万円から、(500円+1900円)を引かれて、7600円。
売上入金振込手数料260円なのと、プレミアム会員500円かかるので、実質の売上額は6840円です。
このケースだと、実質32%の手数料ですね。
もっと、購読者が多ければ、下がりますけども・・・
FC2 BLOG ブロマガ(ブログマガジン)
ブログを月刊・記事単体で売れます。また、購読者が「HTMLで受け取る」設定をした場合に、有料メルマガと同じ状態になります。
システム手数料30%
他のサービスとの違いは、購読(購入)があるとすぐにFC2ポイントとして使えるようになること。1pt=1円です。
100円の記事が1つ売れたら、手数料の30円分を引かれた70ptが付与されます。
1万ポイント以上にならないと現金に換金できないようなので、ご注意ください。
ここまでで珍しく、アフィリエイト機能があります。報酬は10~50%まで自分で選べます。
あとFC2は米国の会社なので、報酬受け取りのときにいろいろと事案が発生しそうです。
銀行振込にしたら手数料がさらに30$かかったとの報告も・・・
なにやらキナくさいので、おすすめできません。
ニコニコチャンネル
チャンネルは大きく2種類あります。
動画とか生放送の「ニコニコチャンネル」を開設すれば、ブログ・メルマガの配信もできます。
動画は使わないわ、というひとのために「ブログ・メルマガ専用チャンネル」もあります。
課金機能を利用する場合、審査があり、2週間~1ヶ月の期間が必要です。
事務手数料14%+税をひいたあとから、ドワンゴ17%に持ってかれます。
これの計算、資料みてもほんと、よくわからない・・・
まぐまぐプレミアム
大手かつ、老舗の有料マガジン配信スタンドですね。
プラットフォーム利用料50%と、強気の価格設定です。
別途、売上入金振込手数料(たぶん実費)がかかります。
そのほか
他にも、有料マガジン配信サイトで稼働しているものをいくつかご紹介しますね。
有名人・著名人のみ
・夜間飛行
・DIAMONDDPM(ダイヤモンド・プレミアム・メールマガジン)
・ブックスタンド 博報堂 https://bookstand.webdoku.jp/
・BLOGOSメルマガ(2018年3月26日終了)ライブドア
ここらへんは、運営会社からのスカウトがないと発行できないです。
レジまぐ
競馬予想の有料マガジンが数多く発行されているようです。サロン機能あり。
メルマガ30%(税抜)
ダウンロード販売10%(税抜)
なんか、怖すぎて近寄れない・・・><
情報販売系
実は決済手数料が安いのです。
ただし!運営からの商品紹介のメルマガが、有料メルマガ購読者にもガンガン!届きはじめるので(確か、そのはず)、なんのために有料メルマガを発行しているのか、わからなくなる可能性があります。
あと、アフィリエイト報酬を差し引きされるので、そこも注意が必要です。
●インフォトップの月額課金サービス
クレジットカード決済のみ:(1決済につき販売額の8.38%+トランザクション手数料96円)+税
500円の有料メルマガだったら、手数料147円(税込)で実質29.4%になり、割高感あります。
5000円の有料メルマガだったら、手数料556円(税込)で実質11.1%ほどになります。
アフィリエイト機能を使わない設定もできたはず。
●インフォカート有料メルマガ
こちらも、インフォトップと同じく決済手数料が低めです。
売上額 = 購読料 × 購読者数
トランザクションフィー総額 = 95円 × 購読者数
決済手数料総額=クレジット決済の売上代金の 8.1%+銀行振込の売上代金の 5.2%
消費税=(トランザクションフィー総額+決済手数料総額)×0.08
手数料総額=トランザクションフィー総額+決済手数料総額+消費税
振込額 = 売上額 -手数料総額-アフィリエイト報酬総額 - 2ティア報酬総額 - 振込手数料
・・・もう、計算できないよ(苦笑)
まとめ
「特にサポートがいらないのでオンラインサロン形式を好まない」が「テキストやレア情報は欲しい」というクライアントさんたちのために、有料メルマガにしようとしたわたし。
単に、自分がnote.muで有料の継続課金マガジンを発行したらどうなるのかな~というのが調べたくてはじめたのですが、長い道のりとなりました。
2018/3/5時点での情報ですので、また、機会があれば調べてみますね。
追伸>
note.muに関連して、Medium(ミディアム)とg.o.a.t(ゴート)も調べてみたのですが、これといって特筆すべきものが見つからなかったため、この記事には掲載しませんでした。
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